東葛地域の産学官で作る特産品の料理提案

東葛地区は野菜や肉等を生産する全国でも有数の産地です。地元の6大学の学生、東葛六市の行政と東葛六市レストランサミットのコラボ企画で地元産品を使った家庭でも作れるお洒落なレシピ開発をすることになりました。

東葛六市レストランサミットから代表して文菜華、かねき、イルジリオ、ビストロヴァンタンジュ、レモングラスが家庭でもできて美味しい料理を提案しました。

学生達がどんな料理を目指しているかの打ち合わせる文菜華 渡辺シェフと かねき 渡辺シェフ(右)
柏のチンゲンサイを練り込んだ白玉に柏野菜と豚肉の具を包む実習
出来上がった柏野菜の白玉水餃子(和風だし)
柏の幻霜ポークたっぷりの里芋コロッケ イルジリオの中村シェフの実習
トマトソースを添えて
我孫子産の人参と味噌を使った和風テイストの野菜パエリア ビストロヴァンタンジュ 小原シェフ
柏産の梨ジャムのココナッツミルクタルト レモングラス 佐藤シェフ
野菜パエリアと梨ジャムのココナッツミルクタルトの試食

お店が終わる午後10時ごろから各店舗で学生さんが目指す料理を聞きながらそれに添った料理をその場で作り、試食をして完成度を確認するという作業を行いました。シェフ達はあらかじめ料理の方向性についての打診があったのでそれに添ってイメージを膨らませて材料を入手していました。

お椀ものはチンゲンサイの白玉水餃子和風だし入りです。チンゲンサイのジュースを作り白玉粉と混ぜて皮を作ります。具は柏野菜にニンニクやショウガ、豚肉を混ぜたものです。包んだ餃子はカツオと昆布の出汁に入れてできあがり。お洒落な中華と和食が融合した一品になりました。

メインディッシュは柏の幻霜ポークがふんだんに入った里芋コロッケです。里芋の他に人参を使いましたが何を使っても美味しくできるとのことです。幻霜ポークは2cm角のものがたくさん入ります。コロッケというよりも幻霜ポークに里芋が混ざっているといった方が良いくらいのボリュームがある一品です。

3品目は我孫子産の人参と味噌を使って家庭でも簡単にできる和風パエリアです。オリーブオイルで炒めた野菜(人参、玉ねぎ、ニンニク等)に米と塩、味噌、和風だし、適量の水を入れてオーブンで加熱するだけです。彩りが良く、和風味の美味しいパエリアになりました。

デザートは柏産の梨で作ったジャムを乗せたココナッツミルクのタルトです。梨はペースト、みじん切り、ダイスに切り分けてグラニュー糖や砂糖で煮込み、それぞれを混ぜ合わせたジャムをココナッツミルクのタルトに乗せてオーブンで焼き上げました。梨ジャムの食感とココナッツの甘みがミックスされたおいしいデザートができました。

学生の皆さんからはそれぞれの店で料理の体験をしてシェフからは普段聞けない料理のコツなどが聞けてとても刺激になりよい経験をさせてもらえたと喜びの声を聞くことができました。

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