2017.3.26  伊豆大島一周サイクリング   走行 65 km

格安のチケットが手に入り伊豆大島一周サイクリングに出かけました。竹島桟橋夜9時に集合して乗船、明日は大雨の予報。気分はブルーでの出航になりました。

夜の東京湾は見通しもよく、レイボーブリッジや羽田空港、東京ゲートウエイなどが綺麗に見えます。2等船室のリクライニングシートで仮眠して早朝5時半に岡田港に到着。強い雨と風、前途多難、気分はやっぱりブルーです。

雨合羽、シューズカバー、ヘルメットカバーで雨対策をして出発。天候が悪いので途中で引き返して温泉に入っても良いなと思いながら時計回りで走り始めました。港からいきなり海抜70mまでの登り坂、その後、都立大島公園までは小さなアップダウンがつづきます。大雨と強風の中のサイクリングは初めての経験です。雨が強くてカメラが使えません。大島公園で椿やコブシなどを見た後、温泉にするか先を目指すか迷いましたが雨にも慣れてきたので先に進むことにしました。ここからは標高360mまで登り坂が続きます。坂は続きますが急坂ではないので安心です。峠を越えると土生港までまっしぐら。路面が濡れているのでブレーキをかけなが走ったので手が疲れました。

どこかで食事をしたいと思いましたが時間が早いために開いている店がなく食べるのを諦めました。この辺りまで来ると雨具の中に水が入ってきているような感じがしました。ゴアテックスの上下だったのですがわずかな隙間から水が入ってきたようです。防水手袋も残念ながら防水が切れています。靴の中も濡れてきたような感じ、着替えを持ってこなかったことを後悔しました。ここから元町港までは平坦なアップダウン、車も多くなってきます。雨も小雨に変わりました。途中に湾曲した地層が綺麗に見える場所があります。地層断面というバス停の前ですが見事な地層を見ることができます。

元町港で地元に人に聞いた寿し光に入り「べっこうとサビの丼」をいただきました。べっこうとは白身の魚を醤油、みりん、唐辛子で浸けてべっ甲色になったもの。サビはクロシビカマスを骨切りして炙ったもの。地元の名産だとか。珍しいものをいただきました。

帰路の船がここの港から出るのかと思っていたら店の人が今日は岡田港と教えてくれました。風向きで港が変わるんだそうです。帰りの船は14時半の出航です。温泉を考えましたが濡れた服を早く乾かしたくて岡田港に行くことにしました。島内一周約50km、ひどい雨でしたが終わってみれば雨の中も楽しかったと思えます。

椿のトンネル

オオシマザクラの原木

地元の名産、べっこうとサビの丼

竹芝さん橋に行く前に汐留で都会的な自転車の写真を撮りました

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